つくば市教育局学び推進課との協働プロジェクトが始まりました!HatchEduアルムナイも参画!

今秋、つくば市教育局学び推進課との協働プロジェクトがスタートしました。

つくば市では、「一人ひとりが幸せな人生を送ること」を最上位の目標とした「つくば市教育大綱」を令和2年に策定。「教えから学びへ」「管理から自己決定へ」をキーワードとして、問いから始める学びや子どもたちの自己決定を尊重した取り組みが進められています。

今回のプロジェクトは、教育大綱の理念を各学校で実装していく中で、「学校現場の “自己決定” をサポートし、各学校が自らのビジョンに根ざした変化を実現するための伴走支援体制づくりができないか」という問いから生まれました。
現在、市内の3つの学校(小学校、中学校、義務教育学校)をモデル校として、学校の中での課題解決や取り組み推進を学び推進課の指導主事の先生方が伴走支援しており、その過程をHatchEduとしてお手伝いしています。

また、つくば市の森田充教育長(HatchEduの前身プログラムにフェローとして参加)の「学校運営が自分の経験や自己の思いに基づいた個人任せのものになると、不安をもちながらの経営になってしまう」という課題意識もふまえ、ビジョンに照らして学校の現状を分析し、学校全体で一丸となって子どもたちの変化を実現していくためのアプローチなども今後一緒に検討していく予定です。

なお、このプロジェクトには、以下のお二人にもご参画いただき、全国の自治体での同様の取り組みからの実践や学びも活かしながら進めていきます。

・出島誠之さん 
HatchEduのメンター。多くの自治体でコンサルタントやアドバイザーを務める。
・小林湧さん
加賀市教育委員会で地域プロジェクトマネージャーとして教育長補佐。HatchEduの2020年プログラムでプロボノ・プロジェクトにも参加。

HatchEduでは、すべての子どもたちが質の高い学びを享受し健やかに成長できる公立学校の存在は市民社会の重要な基盤になると考えています。

公立学校システムの今後のあり方を考えるにあたって、「こういう人とお話してみては」「こういった取り組みがあるよ」といったアイデアやご知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらのフォームまでご連絡ください。

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